試聴したケーブルの一覧 (先入観を排除するため詳細仕様は不明のまま試聴)
- スェーデン 1890’ 絹捲き 単線
- ドイツ 1920’ エナメル単線
- 米国 ウエスタン ホット1890’ 絹捲き 裸単線 コールド1910’ エナメル単線
- スェーデン 1890’ ホット 絹捲き 裸単線 コールド 絹捲きエナメル単線
- 米国 ウエスタン 76A 捲き線
- 米国 ホット1920’ エナメル単線 コールド1920’ エナメル単線
- 米国 ウエスタン インダクター2A
- 外観は全て共通
- 被覆 綿袋縫いジャケット
- 染料 インディゴ
- ハンダ ナッソー7076
- ペースト ノコラデ
- プラグ スイッチクラフト
手 順
- 試聴に際し CDアウト と イコライザーアウトに挿入して試聴。
- 試聴の順番は無作為にピックアップして都合2回行い其々の印象を確認。
- 特徴・印象の良いモノのランク付けを行い、より広いジャンルの音楽を試聴。
- その時、最初の印象と齟齬が無いかを確認。
- 試聴結果とケーブル仕様を付き合せ、内容を確認。
- プリーパワー間も同等のケーブルを挿入して更に試聴
という手順で試聴した。
試 聴
評価やランク付けはともかく、実際 どの様な音がするのか、興味津々で試聴を始めた。
当初は、個別に試聴結果を纏めて個々のケーブルの特徴を把握する心算でいたのだが。
驚いた事に、結果は彼の言質を再確認する作業であった。
確かに、古ければ古いほど良いし、ウエスタンよりもドイツやスゥェーデンの方が更に電気を感じさせない。更に、内容を告げられずに聴き始めたケーブルは圧巻であった。
驚きの1850年代のイギリス製、日本は江戸時代である。
これは、何とかして製品化したいと決意させるに充分な試聴であった。
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