2013年7月31日水曜日

Manifesto の説明

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2013年7月5日金曜日

スピーカーは、楽器か?変換機か? スピーカーの塗装 ギター編 #1.2

後半に”スピーカーは、楽器か?変換機か?”を取り上げているので興味のある方はそちらを読んで頂きたい。

世界で最も愛されるポピュラーな楽器ギター。クラシック・フラメンコ フォークギター エレクトリック・ギター などなど多くの派生モデルがある。其々個性的ではあるが、既に確立したスタイルでもある。それぞれに魅力があり、何時の間にか数が増えてしまうコレクターの気持ちが判ろうというものだ。

ハンドメイドのギターを楽器店に見にいくと、何ともいえない懐かしさと清々しさを感じさせる芳香にしばし陶酔する。この香りが想起させる失われた時は面映い思い出でもある。木の香りとともにそれが塗装の匂いであると知ったのは、随分と後の事であった。それに加えて、ギターの手軽な大きさのボディーは、木目や木の質感を楽しめる絶妙な大きさで、木目の美しさに気付かされたのもギターであったように思う。

ハカランダ・ローズウッド・ココボロ・ジリコテ・スプルース・スネークウッド・ブラックウッド・オバンコール  ウクレレに使われるハワイコナ などの美しい木種 メイプルの持つバーズアイ キルテッド ベアークロー トラ目 バールなどの杢目 知るほどにその多様な美しさに魅せられてしまったのだった。バイオリンは決まった木種でほぼ固定されているのと比べても、ギターは多様でこの点も魅力の一つではある。とはいえ他方にはハカランダ信仰も根強い。

少し脱線するが、最も多様な木種を駆使しているのは、ビリヤードのハンドメイドのキューである。機会があれば是非見て頂きたい。その細工と仕上げは見るだけでも充分な価値があると思う。

スピーカーの仕上がりも、ギターの様に美しい仕上げにしたいと思っていた。前回の続きで今回はギターの塗装を取り上げる。塗装に関しては、どのタイプとも共通するところが多いのだけれども、クラシックギターを中心に見てみたい。塗装は多くの研究がなされており、その概略をメモする。この流れからから、スピーカーの塗装を概観し自分なりの考えを纏めるつもりである。
次作は塗装の手順と経過も写真とともにアップしたい。


http://www.amy.hi-ho.ne.jp/hiromi-ishii/contents/music/guiter/mente/paint.html