ラウザー(ローサー)の特徴として第一に高能率である事が挙げられますが、そのためには
徹底的な物量を投入し限界まで、磁気エネルギーを集中する工夫が施されている。それは、オーディオマニア憧れの4インチドライバーをも凌ぐほどである。
JBL 375
インピーダンス : 16Ω
音圧レベル(新JIS) : 108dB(1kHz)
ボイスコイル径 : 10.2cm
マグネット重量 : 10.8kg
磁束密度 : 20,500gauss
奥行 : 13.0cm
重量 : 11.8kg
磁束密度 : 225000 maxwell
*総磁束はJBLは公表しておらずTAD4001のデーターです。
インピーダンス : 8Ω/16Ω
音圧レベル(新JIS) : 100dB(1kHz)
ボイスコイル径 : 3.9cm
マグネット重量 : 8kg
磁束密度 : 24,000gauss
奥行 : 11.5cm
重量 : 8kg
磁束密度 : 350000maxwell
実質の磁束密度・総磁束は凌駕している。マグネットサイズもJBLは内磁型でカバーもある事から、Lowther と較べると随分小さい事がわかる。磁気回路が単に強力である事がそのまま高音質である事を意味しないのは勿論であるが、振動系に関しては、慣性の観点からも見過ごせない重要なファクターである。
磁気ギャップ
強力な磁気回路で導き出された強大なエネルギー。これによって駆動されるボイスコイルの仕様を見てみよう。磁気エネルギーを最大限利用し、ボイスコイルを強力にドライブするために、Lowtherは1mmのボイスコイルギャップとしている。(因みに、ギャップは狭いほど磁気エネルギーを集中させる事できる。距離の2乗で効いてくる為僅かでも狭くしたい)。
ボイスコイルは通常の外側と内側にも巻かれている。 コイルの厚みは 0.8mm : 線径 0.2Φmm x 2 + ボビン 0.4mm ボイスコイルギャップのクリアランスは僅か0.1mmである。
ラウザー(ローサー)のボイスコイルの調整をやった事がある人は判って頂けると思う。 ラウザー(ローサー)のコーン紙アッセンブリーは3ないし4本のM6ボルトで位置決め・取り付けをする単純な構造である。
センター出しをするためにこのボルトを慎重に締めていくのだが、2本を増し締めをしてこの時にキチンとセンターが出ている事を確認する。最後の3本目を僅かに増し締めすると、ボイスコイルタッチを起こしてしまう という事が茶飯事である。
そして、残念な事にラウザー(ローサー)の取り付けフレームは剛性が伝統的に高くない。
そのためにPM-4には支持ブラケットがあるが、その他のモデルも共通のフレームを使っている。
いきおい フレームをボルトで取付けると、ほんの少し、このフレームが撓んでしまう。
その結果、僅か0.1mmのボイスコイルギャップは余裕がなくなり、ボイスコイルタッチを起こし易く、何故か音にも伸びやかさがなくなる。
将にLowther ラウザー(ローサー)の頚木である。
ラウザー(ローサー)のイメージ・評価はモデルにも依るが”バイオリンソナタなどの小編成ないし単一の楽器を上手く鳴らせるが、フルオーケストラやポップスをガンガンを鳴らすのは、賢明ではないし上手く鳴らない。” 或は”高域はツィーターが要らないほど良く出るが、キツイ響きに為り勝ちで、特に音量が大きい時にその傾向が強い”というものでは無いだろうか?
このネガティブな点も、フレームに負荷が掛からないように工夫をすれば改善され、聴く音楽の限定などのイメージは一掃される。
”Manifesto”はこのネガティブな点も完璧に対処しています。
ボイスコイル径 : 3.9cm
マグネット重量 : 8kg
磁束密度 : 24,000gauss
奥行 : 11.5cm
重量 : 8kg
磁束密度 : 350000maxwell
実質の磁束密度・総磁束は凌駕している。マグネットサイズもJBLは内磁型でカバーもある事から、Lowther と較べると随分小さい事がわかる。磁気回路が単に強力である事がそのまま高音質である事を意味しないのは勿論であるが、振動系に関しては、慣性の観点からも見過ごせない重要なファクターである。
磁気ギャップ
強力な磁気回路で導き出された強大なエネルギー。これによって駆動されるボイスコイルの仕様を見てみよう。磁気エネルギーを最大限利用し、ボイスコイルを強力にドライブするために、Lowtherは1mmのボイスコイルギャップとしている。(因みに、ギャップは狭いほど磁気エネルギーを集中させる事できる。距離の2乗で効いてくる為僅かでも狭くしたい)。
ボイスコイルは通常の外側と内側にも巻かれている。 コイルの厚みは 0.8mm : 線径 0.2Φmm x 2 + ボビン 0.4mm ボイスコイルギャップのクリアランスは僅か0.1mmである。
ラウザー(ローサー)のボイスコイルの調整をやった事がある人は判って頂けると思う。 ラウザー(ローサー)のコーン紙アッセンブリーは3ないし4本のM6ボルトで位置決め・取り付けをする単純な構造である。
センター出しをするためにこのボルトを慎重に締めていくのだが、2本を増し締めをしてこの時にキチンとセンターが出ている事を確認する。最後の3本目を僅かに増し締めすると、ボイスコイルタッチを起こしてしまう という事が茶飯事である。
そして、残念な事にラウザー(ローサー)の取り付けフレームは剛性が伝統的に高くない。
そのためにPM-4には支持ブラケットがあるが、その他のモデルも共通のフレームを使っている。
いきおい フレームをボルトで取付けると、ほんの少し、このフレームが撓んでしまう。
その結果、僅か0.1mmのボイスコイルギャップは余裕がなくなり、ボイスコイルタッチを起こし易く、何故か音にも伸びやかさがなくなる。
将にLowther ラウザー(ローサー)の頚木である。
ラウザー(ローサー)のイメージ・評価はモデルにも依るが”バイオリンソナタなどの小編成ないし単一の楽器を上手く鳴らせるが、フルオーケストラやポップスをガンガンを鳴らすのは、賢明ではないし上手く鳴らない。” 或は”高域はツィーターが要らないほど良く出るが、キツイ響きに為り勝ちで、特に音量が大きい時にその傾向が強い”というものでは無いだろうか?
このネガティブな点も、フレームに負荷が掛からないように工夫をすれば改善され、聴く音楽の限定などのイメージは一掃される。
”Manifesto”はこのネガティブな点も完璧に対処しています。
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