2014年9月15日月曜日

作業日誌 Daily Reports 

別ページに、Manifesto の塗装工程をアップする事にしました。
興味のある方は、御覧下さい。

Daily Reports <こちら

2014年8月15日金曜日

カートリッジは前進する#9 DS Audio DS001 光電式カートリッジ

前回の続きです。

オルタナティブタイプ
最初に送られてきたカートリッジは、本調子では無い事が判りその顛末を試聴記とした。前回お伝えしたように暫定的に針圧1gに設定した。この状態様々な年代のレコード・ジャンルを掛けてみたがまったく破綻はなく抜群のトレースを示したのであった。

しかし、DS Audioから正常なモノではない事から交換する”とメールと共に数日後、新規のカートリッジが送られてきた。通常の生産ケージュルールではなく製作していただいた様で、早急の対応に感謝したい。

ピュアオーディオではMC型、特にオルトフォンタイプがカートリッジの主流を成している事は論を待たない。一方では、その潮流には組しないカートリッジが存在する。 
一方では、付随的根本的に存在する問題点を克服しようと音質を追及したオルトフォンタイプではないモデルも過去には様々な製品・開発がされた。

DS Audio  DS001 光電式カートリッジもそういったカテゴリーの一つであり、一つの挑戦である。ここでは主流であるオルトフォン式の問題点を克服しようと試みたモデルをオルタナティブタイプとした。代表的なモデルは大半が日本製で他にも特徴的なオルタナティブタイプの概略を見てみたい。各資料はネット上から収集したものです。


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2014年7月26日土曜日

カートリッジは前進する#8.1 DS Audio DS001 光電式カートリッジ 

年初来、あまりに諸々が重なり、ブログ掲載などを控えていました。その間にも読んでくださる方や、待っていてくれた方もいらっしゃるようで嬉しく思います。問い合わせいただいた方には御返事もなかなか出来ませんでした。

久しぶりの記事となってしまいました。昨年来、何度か連絡を取りながら導入を決めていた光電型カートリッジ DS Audio  DS001。導入から音を出すまでの顛末です。




2014年3月1日土曜日

ステレオ誌 2005年2月号の記事 #1.1

pdf file が非公開になっていました。折角訪問して頂いた方には申し訳ありません。設定をオープンにしました。

過去にステレオ誌 2005年2月号に取り上げられた事がある。ところが、件の本を消失してしまっていた。
「出版社に問い合わせても既に保有期間を過ぎて消却してしまったと連れない返事」でまあ仕方が無いと諦めていた。ところが今回 偶然にもお客様が所有されている事を知りファイルを頂くことができました。

読み返してみると、やっている事は10年一日かと呆れるほど何も変わらんな~。
時間のある時に見てください。


ステレオ誌(2005年2月号)

2014年2月13日木曜日

EAR 912 #4.1

前回 アナログレコードの試聴記も纏めて書いてあったのだけれど、再度見直して書くことにした。勿論良い音はしているのだけれども、CDの音から期待するアナログの音が出ていなかったので気になる点も含めて調べてみる事にした。諸所が重なりアップが遅くなりました。

イコライザー回路 概要
回路構成は

 MC step up trans 真空管二段 + カソードフォロワー + output trans

カタログでは、イコライザー素子はコンデンサーのないHand Made Inductorとあり、回路はNF式と書かれている。ここでも入出力共にトランスによるカップリングとしている。

それにしても、不思議な回路構成ではないだろうか。回路構成は全く同じとされているEAR 868/EAR 88PBには、このカソードフォローワーと出力トランスの搭載は無く直接ラインアンプに行っているようだ。*何かの記事でカソードフォローワーと記載があったので元記事を確認しようと調べ直してみると、元記事が見当たりません。間違っていたら訂正します。


2014年1月5日日曜日

EAR 912 & 509Ⅱ #3.1

新年明けましておめでとうございます。

Blogにご訪問いただきありがとうございます。
更新も不定期、さらにつたない記事にお付き合いいただきありがとうございました。
今年は、新しい取り組みもしつつ頑張っていければと思っています。

2014年もよろしくお願いいたします。

Listening Impression

EAR 912
最初に気付かされるのは、提示される空気が違うと言う事。音ではなく空気の質が違う。清流<柿田川>の伏流水の沸き出でる如く。場の空気を一変させる。空気は浄化されたかの様に軽く、伝わる音はCDであっても上質な楽器本来の音を髣髴とさせる。

具体的に特徴を纏めると。音が出るその瞬間の出方が本当の楽器そのもののような出方をする。突出したところが無く、そして消え行く様も自然であるため、空間さえも意識させない。発音から消音までのエンベロープの美しさである。そのため、タイミングやパートの表情 響の量・形 音像 ステージ 個別の評価項目は全て過不足がない。

たとえ録音の悪いレコードであっても、どうして録音が悪いと思ったのか解らないほどに素晴らしい音を再現してくれる。まるで録音されてパッケージに押し込められた音を元に戻す呪文か解凍ソフトをParavicini氏は知っているのだろうか?