2013年12月15日日曜日

レコード&スタイラスクリーナー

Musasinofon製 レコード&スタイラスクリーナーが到着。





頂いたメールより転載
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> LPレコードの拭き方

No1液(グリーン)

グリーンボトル液をコットンパフに適量を含ませ、反時計方向へ拭いてください。
ゴシゴシする必要は全くありません。 (ゴシゴシするとコットンの毛羽が残ることがありますので)

・適量というのは例えばメガネレンズを拭いて、汚れが落ちる
量です。先ずはメガネで実感してください。 (量が少ないよりは多いほうが良いです)

レコードを拭いて1分もすれば目には見えませんが、汚れが
浮きます。 そのまま、5分も10分も待つ必要はありませんし、待ち続けて
乾燥したら、液と汚れを分離させた意味が無くなります。

最初の「拭き」の後、1分前後は間を開けて、其の後に
No2液クリヤーボトルの液で濡らしたコットンで拭き取ってください。

(拭き取りの回数は多いほうが、より効果的です)
其の後、充分に乾燥させてください。

http://cinecolling.ocnk.net/product/2019  ←便利です。

>>
↑ コットンパフは100円ショップで売っています。コットン又はカーゼで包まれたものをお選びください。
化粧品店のは高いです。むしろ100円ショップのコットンのほうが良いです。

コットンは使い方は両面使用が可能ですから、経済的です。 使い捨てなので、これほど衛生的なものはありません。
他社の高級(高価格)クリーナー用のベルベットなどは、雑巾で幾度も掃除をするのと 同じですから、汚いです。


   CDはLPと違って、内周~外周へ放射状に拭いてください。 ← ○  → しなやかに鳴ります。

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現状
過去には、多様な種類のクリーナーを試し使用して来たのだけれども、乾かす時間や手間が掛かるため最終的には、カーボンブラシでのレコードクリーニング、スチレンフォームでのスタイラス磨きに落ち着いていた。これが習慣となってほぼ看過なく今に至っていた。
ただ最近の小さなスタイラスブロックは極端に誇りや汚れに弱く一度付いた汚れはカンチレバーにストレスを与えないように慎重になるので余計にきれいにするのが厄介なことが多い。

それと、静電気を逃がすカーボンブラシも何故か特定のディスクの除電は出来ないようで、レコードを外そうとすると、”パチッ”と静電気由来のノイズと共にターンテーブルシートがくっ付いて来たりして煩わしい事この上ない。

使用記
今回、送られてきたクリーナー 正直あまり期待もしていなかった。と言うのも今までの経験もあるが、ウェルテンパード・ロクサンは抜群にS/N比が良い上に、ダメージのあるレコードもほとんど無かったからである。現状でも通常の試聴レベルでスピーカーからはノイズもハム音もないし、レコードの無音トラックでは僅かに針音がある程度で、試聴室は静寂である。

さて、頂いたメールに従ってレコードをクリーニングしてみた。使用後のパフも特に汚れたようには見えないが、ブラックディスクの名のとおり艶々と黒光りしたレコード面へと変わっている。

乾かす時間も待てないので、厚手のめがねクリーナー(ポリエステル不織布)でそそくさに拭いて
聴き始める。

いやぁ~、車のウインドグラスをクリーニング後と同じような感覚、汚れていたんだなと実感させられた。とにかく見通しが良い。合成洗剤や防腐剤などレコードにダメージの残るものが一切含まれていないと言う事も安心であるし、これはレコード愛好家にとってはマストアイテムではないか。
ハーモニーもアタックも暗騒音も更に深く自然で、清々しい。

すっかり気をよくしたので、スタイラスクリーナーを試す事にした。
ここで、二度気をよくすることに為る。長岡鉄男氏がアナログで一番大切なのはスタイラスチップを清浄に保つ事で、超音波かブラシ式のスタイラスクリーナーを日がな一日かけてクリーニングすると音は全く違うと力説していた事を思い出した。

このレコードクリーナー CDにも使えると書いてあったので、これも直ぐ試す事にした。
更に、気を良くする事に為る。変化はどれも同じ傾向で、きれいだと思っていた水がフィルターを通して、在る事さえも解らない透明な清流になるような感覚である。

是非お試しを。




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